職場の人が株式投資を始めたようだ。これって靴磨きの少年?
職場の同僚が株式投資を始めたようです。
以前から株の話に興味があったようなので、ちょくちょく株の話をしていたのですが、最近、先日のLINEとYahooの親会社との経営統合の時に自分が利益が出た話をしたんです。
そしたら、しばらくして口座を開設したとのことでした。
靴磨きの少年とは
靴磨きの少年の話は、有名すぎる逸話ですよね。
株式投資をされている方であれば、絶対に知っていて、このシグナルをキャッチしようとしているはずです。
簡単に言うと、靴磨きの少年のような普段、投資とは縁遠いような人が、株式投資の話を始めると、そこが相場の天井だというお話です。
自分の同僚の話
同僚と株式投資の状況について昼休みに会話しました。
最近、石油関連銘柄を買って、大きく利益が出ているそうです。
今のところ、投資した銘柄すべてで損が出ていないそうです。
石油関連の銘柄はアメリカとイランの対立の先鋭化で上昇しました。
偶然なのか、読み通りなのか、良いところをせめています。
このタイミングで、石油関連銘柄に投資できるのがすごい、と素直に感嘆します。
同僚は靴磨きの少年なのか
昨今、老後2000万円問題などから株式投資による資産形成に対する、一般のサラリーマンの関心は高まっています。
自分の同僚も、いままで株式投資はしたことのない40代の人です。
最近、政府の優遇策として、今まで株式市場に投資していなかった人を、株式市場に目を向けさせるようなことをしていますよね。
積み立てNISAやらiDecoやら、長期投資の税制メリットを強調することで個人個人の老後資産の形成を促しているように見えます。
さて、これらの政策を受けて、サラリーマンで投資に興味を持つ人が増えてきたことは、靴磨きの少年のシグナルとみなせるかどうかというところです。
自分の意見としては、靴磨きの少年とは違うと考えています。
もっと熱狂的に、株で儲かる、という人が、増えてこないと、それは靴磨きの少年のシグナルとはみなせないかなと。
そのような熱狂は、日本国内では、出てこないのではないかと思います。
自分の方針
では、自分は、株はまだ上がると考えているかというと、そういうわけではありません。
個人的には、今持っている銘柄については、手仕舞いしたいと思っています。
アベノミクスから8年ほど経過しています。
永遠の上昇相場はありません。
どこかで必ず下降トレンドへの転換点が来ます。
世界的な金融緩和に金あまりで、まだ株式市場にお金が向かう、と言われており、アメリカのダウ平均が、3万ドルに近付いているなか、今の相場が正常な状態なのか、また一般人には、全く手が届かないような中国の不動産価格が、正常な状態なのかというのは、懸念しているところです。
それらの状態のなかで、必ず設けている人がいて、靴磨きの少年がすで生まれているのではないかと思います。
靴磨きの少年は、それらの国を見ていないと、見えてこないのではないかと思っています。
つまり、アメリカの上昇トレンド終焉、中国の不動産バブル崩壊から、日本株も上昇トレンドから下降トレンドへの転換点を迎えると考えています。
それが近いのではないか、と懸念をしています。
まとめ
自分の懸念が当たるかどうかは、今年の年末の株価で検証することにしましょう。
個人的には年末の日経平均の2万円割れを予想しておきます。
もちろん、投資は自己責任です。
それでは。