セミリタイアにむけての日々雑記

セミリタイア希望の40代孤男の雑記

入社2年目の女の子に「今月で退職します」と挨拶された話

昨今の売り手市場で若い人にはより良い環境を求めて転職をするチャンスがあります。

昨日うちの会社で入社2年目の女の子が年内で退職するということで退職の挨拶に来ました。

まったく知らなかったので驚くとともに、まあそうだよねという思いもありました。

 

私の会社は大企業の下請けでシステム開発やメンテナンスを請け負う仕事をしています。

日本の歴史ある大企業では未だにメインフレームと呼ばれるホストコンピュータを利用しています。

メインフレームではCOBOLという古いプログラム言語で記述された1970年代のプログラムが現役で動いているんですね。 

銀行や古い大手の製造業ではいまだにそのメインフレームのシステムを維持管理する人たちが働いています。

私の会社でもベテラン社員がそのようなメインフレームの維持管理業務を担当しています。

昨今そのような古いシステムを若い人に引き継いで行くというのが会社として大きな課題になっています。

 

で、今回辞めると挨拶に来た2年目の20代前半の女の子は新卒で入社してメインフレームを担当していました。 

 

メインフレームは正直技術としては今風ではないので若い人が担当するのはかわいそうかなとは思います。

でも企業としては今後もしばらくメインフレームは現役システムなので今の50代のベテランが退職する前に若い人たちに技術継承したいわけです。

未来のある若手社員としてはそんな今風ではない技術を担当する事に不安を覚えたのかもしれません。

新卒で入社するとどのような仕事を割り振られるかは会社の都合で決まってしますことがあります。

新しい技術をやりたいと思っていても、それがかなわないこともあります。

そこで我慢して働くか転職して自分のキャリアを優先するかはその人次第ですが、私個人の考えとしてはIT系技術者は新しい技術を優先してやるべきだと思います。

そうでないと会社に人生を預けてしまうことになるからです。

 

ちょっと真面目な話を書いてしまいましたが、退職する若手社員の未来がより良いものであるようにと願っています。

 

では。